東日本大震災が発生し、大混乱のさなか。翌日の3月12日午前3時59分に発生した内陸直下型地震…

東北地方太平洋沖地震の遠方誘発地震と考えられているこの地震は最大震度6強という非常に強い揺れを観測したにも関わらず、当日の朝には報道しているTVはほぼ無く、知らない人も多かったと思います。
地震の規模を示すマグニチュードは6.7。これは北海道胆振東部地震と同規模である。
最大震度6強を長野県栄村
震度6弱を新潟県津南町と十日町市
震度5強を新潟県上越市と群馬県中之条町
震度5弱を新潟県長岡市･柏崎市･出雲崎町･湯沢町･刈羽村･南魚沼市と長野県野崎温泉村
以上が震度5弱以上を観測した市町村。
気象庁推計震度分布図を見ると長野･新潟県境付近で震度7相当に達していた。
余震も相次ぎ午前4時31分に最大震度6弱。午前5時42分に最大震度6弱と2時間の間に震度6弱以上の揺れが立て続けに襲いました。2011年6月2日迄の最大震度3以上の余震は74回を数えます。
新潟･長野両県で死者3名。負傷者67名。全壊63棟。半壊334棟の被害をだしました。
特に長野県栄村では村内約9割の家屋が何かしらの被害を受け、避難ストレス等で死者3名。雪崩などで全壊33棟。半壊169棟の甚大な被害を受けました。
あれから10年…東日本大震災でさえ風化が進んで来ています。栄村も被災地であることを忘れてはならない…